坐骨神経痛や陰部神経痛に症状は、お尻から太ももの裏側、ふくらはぎの電気が走るような激しい痛みが発生します。
尾骨(尾てい骨)痛は、 椅子から立ち上がる時や座っている時も常にお尻に痛みが出ます。
主に骨盤の歪みから起こる脊柱の不整理が原因で脊椎の神経が圧迫され痛みが出ます。
仙腸関節症候群とは、原因は不明だが一連の腰痛症状が発生し、腰部、お尻の痛みまたは下肢の痛みやしびれなど、原因不明の強い症状を複合して呼ばれやすいです。
骨盤は3つの骨から構成され中央にある仙骨、その左右に腸骨で骨の集合体が骨盤です。
仙骨と腸骨のジョイントが仙腸関節です。
腰椎から骨盤の仙腸関節を経由して股関節から下肢へ体重の移動連携が行われます。
このことら骨盤の歪みが起こりやすく、仙腸関節症候群の要因にもなりやすく思われます。
それに加え仙腸関節は、加齢になるにつれて硬くなり、「ロック」するのが一般的で、
痛みの多くは、仙腸関節の変性関節炎につながる可能性があります。
多くの場合、関節の摩耗や裂けの原因を正確に特定することは困難です。
仙腸関節症候群の症状は、他のタイプの腰痛と区別するのが難しいことがよくあります。
最も一般的な症状は次のとおりです。
腰痛、お尻の痛み、太ももの痛み、腰の痛みが強い為、一箇所に長時間座ることが困難です。
強力な梨状筋は骨盤を安定させ股関節を外旋、外転させるとても大切な筋肉群です。
この梨状筋がスパズムを起こし筋肉内外を通過する坐骨神経を圧迫しお尻り、太ももの後ろ、ふくらはぎに痛みが生じることがあります。
この症状が梨状症候群とよばれ非常に強い痛みを起こします。
梨状筋症候群は多くの場合、長時間椅子に座っていると起こりやすく梨状筋が萎縮し伸展できない状態が続くと痛みとして現れます。
椎間板ヘルニアは、一般に第4腰椎と第5腰椎の間、または第5腰椎と仙骨の間で発生します。
脊柱管にある軟骨(椎間板)が変性し、椎間板組織の一部が飛びだすことをいいます。
脊椎は、小さな骨で構成され、椎骨、椎骨の間には、軟骨の小さな円盤(椎間板)があり、その内部はゲル化していて柔らかく、外側はより硬い構造です。
脊柱椎間板は、脊椎の屈曲を促進する脊椎の衝撃吸収材です。
椎間板が弱くなると、椎間板のゼラチン状の核である柔らかい内部部分が通常の位置から破裂し、
割れたりすると一部の神経根に圧迫が起こり、鈍感、しびれまたは激しい痛みが生じることがあります。
椎間板ヘルニアはさまざまな場所でさまざまな痛みを引き起こす可能性があります。
お尻の痛み、下肢への激痛、しびれ、麻痺また腰部ヘルニヤでの圧迫は痛みを伴う腰痛を引き起こしますが、
足の痛みは坐骨神経の圧迫によって引き起こされる可能性もあり坐骨神経痛と合併症に成ることもあります。
尾骨痛は、尾骨の中と周りの痛みを引き起こすことにまれな疾患です。
この状態にはさまざまな原因が考えられますが一般的な原因は直接転倒と怪我です。
最も痛みの出る症状は、硬い椅子に座っている時など、圧迫が尾骨にかかると痛みが発生し、立っている時や歩いている時など、お尻の圧迫を和らげると痛みは軽減します。
陰部神経痛は、陰部神経に関連する痛みです。
陰部神経は、恥骨と尾骨の間を走る主な神経です。
この種の痛みは、骨盤低筋群をさし、恥骨結合と左右の坐骨結節、尾骨を結ぶ菱形部または深い骨盤痛として感じるかもしれません。
陰部神経痛は、何らかの原因で陰部神経が圧迫刺激され、骨盤底筋や硬い靭帯に圧迫されたりしたときに痛みが起こります。
主な症状は痛みです、これは非常に多様です。
骨盤低筋群、坐骨結節周囲に熱感、びりびり感じる痛み、痛みの感じ方は個々違いがあります(神経痛障害)。
かゆみ、むずむず感を感じることもあります。
椅子などに座ると陰部に強い痛みを感じます。
陰部神経の領域が圧迫されると連鎖痛がおこります。
整体施術は、身体の筋骨格構造や仙腸関節の調整、脊椎の適切な調整により、身体が手術や薬物なしで自然に治癒するのを目的にしています。
転倒などの外傷損傷、仙腸関節へのストレスによって引き起こされる組織損傷によって、
制限された関節の可動性を回復するために整体施術を行います。
主に筋肉、関節、骨、および軟骨、靭帯、腱などの結合組織の痛みを緩和する代替手段として整体施術いたします。