かかとの痛み、土踏まずの痛みは足底筋膜炎かも知れません。
足裏の靭帯繊維に炎症痛を含む筋膜炎の症状です。
足底筋膜炎の主な原因は、ランナーなどの足への圧力負荷、反復運動は、足底筋膜に損傷を与えたり、筋繊維を引き裂くこともあります。
また、加齢年齢の変化や扁平足、損傷の後遺症、体重増加による足への負荷などが考えられます。
歩行時かかとの痛みや土踏まずに痛みが発生し、特に、午前中に激しい痛みがあります。
原因は、これらの骨の突起が一般的に見られます。
足底筋膜炎と呼ばれる状態との関連し、足のアーチにまたがる足底筋膜靭帯が、損傷や炎症を起こし、ストレスになったときに、足底筋膜炎が発生します。
「踵骨棘」、踵骨の骨の尖った骨伸長です。
踵骨棘の原因は、かかとの足底筋膜ストレッチ形成にカルシウム沈着でおこります。
踵骨に付着の靭帯が引っ張られて、かかとの骨に異常成長として踵骨棘が形成される。
ミスアライメントと足底筋膜靭帯の過度の動きは異常歩行の結果です。
足底靭帯は、歩行時に取る各ステップのバランスで伸びるように設計されていますが、
それがあまりにも強くを伸ばした場合、結果として小さな骨棘と炎症が発生します。
踵骨棘は足底筋膜炎に影響を与え、踵の前部、中央部に極度の痛みを引き起こす可能性があります。
立ち上がる時や歩いている時に最も強い痛みが出ます。
足底筋膜は、足の下部にある靭帯です。
この足底筋膜の延伸は、通常の扁平足または異常に高いアーチの結果である。
時々、加齢により、非常に重要な脂肪パットが、 かかとの肉質部分が薄くなり、かかとの保護パッドの少ないと、衝撃吸収量の減少がおこり、
これらの原因が足底筋膜炎を引き起こす可能性がある事を追加の要因に加えます。
治療せずに放置すると、足底筋膜炎は、慢性状態になり、痛みの影響が通常の歩行パターンに問題が起き、他の足、膝、腰、背中の問題につながることがあります。
足底筋膜炎は、足のかかとの痛み、足底の痛みで歩行困難な症状を起こすこともあります。
また長時間座った後の姿勢から立ち上がる時やベットから出る時、階段を上がり時など、特に靭帯、筋肉が硬い状態時に痛みを感じることが多く起こり、
時には、足の底面が熱く、腫れ、圧痛を感じる症状が出始めることもあります。
足底筋膜炎の患者は、一般的に理学療法、手技療法を選択されています。
ふくらはぎの筋肉、アキレス腱、および足底筋膜に柔軟性や機能回復を向上させ改善させます。
例としては、骨格の調整、仙腸関節の機能回復、超音波療法、トリガーポイント療法、光線療法、テーピング、
及び軟部組織のマッサージが含まれます。各療法の選択は、患部の評価、年齢、などにより選択します。
※ 自宅でのホームケアーを紹介し、早い段階での痛み解消に努めます。
足底筋膜炎のホームケアーは、ふくらはぎの筋肉のストレッチ運動と足底筋膜のため軽押圧法、足の指を伸展させる運動法を紹介しております。
トリガーポイントは、筋肉組織における過敏な結節です。
押圧トリガーポイントは、非常に過敏に反応し、特定の場所に、または身体の他の部位に関連痛の痛みを引き起こします。
足のみの筋肉が126箇所、それに腱や靭帯が含まれるので、「隠れトリガーポイント」がたくさんあります。
トリガーポイントは、筋肉、靭帯領域に形成された過敏なポイント(結節)です。
筋肉、靭帯繊維を押圧すると関連痛が発生するのが特徴です。
【押圧を加える】
トリガーポイントがある筋肉は「ピーン」と筋肉繊維が張っています。
筋肉繊維を優しく押圧するか、優しく筋肉繊維にそってマッサージを加えてます。
【ストレッチ運動を加える】
トリガーポイントがある筋肉繊維をゆっくり伸ばします。
例えば、腓腹筋にトリガーポイントがある場合はアキレス腱に伸展運動を加えて筋膜を伸ばします。
【超音波療法を加える】
かかとの筋繊維に超音波をあて刺激をいれ、
伸展運動をくわえトリガーポイントを解除します。
足指の運動をおこなうことで、足指の柔軟性と足底アーチの形成がきたいできます。
多くの場合オーバートレーニングにより足底筋膜炎を発症させるケースが目立ちます。
運動量を加減する必要性と足へのストレスを減らすことが求められます。
下肢のストレッチ運動加える、クールダウンのストレッチを必要とし、
良い品質の運動靴とインソールを持つことでさらに状態が改善することができます。
また、痛みが完全に解消されるのに数ヶ月かかることもあります。
その場合は、トレーナーの指示に従い運動量をコントロールし、病院または治療院を継続し症状の改善に努めましょう。
痛みや圧痛が感じられなくなった場合は、
運動、活動レベルを徐々に増加して本来の運動状態に戻して行きます。
足底筋膜炎は、炎症が治まっても、また痛みがでやすい疾患です。
下肢だけの問題ではなく、からだ全体を診て筋膜の異常はないか、
腰痛、頚椎に問題はないか、もしどこかに異常があれば改善し、からだの負担を軽減する必要があります。
特にアスリートの方は、不調の原因を知りその対応を行いましょう、皆さんのさらなる飛躍を願っています。