首、頚部のトリガーポイント療法は、頚部のトリガーポイントというのは侵害受容器が発痛物質によって刺激され過敏になった部位です。
また、痛みの部位に関連痛を起こすポイントです。 筋肉線維にできたトリガーポイントによる 疼痛の症状を筋筋膜性疼痛症候群といいます。
トリガーポイントからの関連痛は頚部において痛みは神経の放散痛と間違えられ、しびれは神経の圧迫と間違えられてもいます。
胸鎖乳突筋による筋肉の緊張が起きると、頭痛や目の疲れ、めまい、自律神経失調症などの症状を訴えます。
斜角筋TPは、肩甲骨の痛み、親指、人さし指のシビレの頸椎6番神経根圧迫の症状と同じ痛み、シビレを訴えます。
僧帽筋トリガーポイントは、首に強い痛みを出し、肩甲骨にも不快な症状を発生します。
大後頭下筋はとてもデリケートな患部です。後頭骨の付け根の筋肉群で重い頭を支え、頭部バランスを取り頭部のからの中枢神経を支えています。頚椎ヘルニヤ、むち打ちの症状時に多く関係してきます。
上後鋸筋は、肋骨を挙上する働きを助け肋骨を上方移動することによって呼吸補助の働きをおこないます。トリガーポイントが形成されると肩や前腕部、手の小指側にまで痛みやシビレが発生します。
その他のトリガーポイント
患者様の一例として、手・指のしびれ、腕の痛みが発生し病院での検査結果は、首(頚椎)の椎間板ヘルニアと判明しリハビリテーションを長期間受診したが、
痛みが増幅する傾向になり、外科的手術を受ける判断しましたが、知人の紹介で来院しました。
当院での施術内容:典型的な上後鋸筋のトリガーポイントと肩甲骨下筋・棘下筋 トリガーポイントが形成されていました。
「トリガーポイント療法」を3回の施術希望され、痛み、腕・指のしびれが解消される結果が得られました。
首(頚椎)外科的手術の選択も考えの一つでは有りますが、一度「トリガーポイント療法」も選択のなかで考えみてください。