首の痛みは、肩と腕に広がる頚部と頚椎の痛みを言います。
多くの場合、首が硬くこわばり、強いで頭を動かすことができません。
頚椎は最も繊細な部位であり、7つの頚椎で構成されています。
他の部位とは異なり非常に柔軟です。
同時に特定の神経が刺激されたり損傷を受けたりすると、ビリビリ感、痛み、しびれなどの感覚異常が生じることがあります。
首の痛みの原因はさまざまです。急性の頚椎症、慢性痛場合はゆっくり進行し神経損傷に及びます。
これらの場合は、首の筋肉の緊張や痛み痺れとして自覚されます。
日常の生活習慣などのストレスで起こります。時に自動車事故によるむち打ち症、脊椎骨折などの外傷は、首の痛みの自覚症状として現れます。
首の痛みは、頸椎の摩耗、椎間板の損傷、椎間板ヘルニアの特定の原因もあります。
外傷によるもの
むち打ち、運動による頸部の怪我、打撃系スポーツによる首の損傷
首に負荷をかけ過ぎ
サッカーのへディング、楽器の演奏、パソコン操作、頭を上げて行う作業
生活習慣によるもの
うつむき姿勢、猫背、工場の作業、スマホ症候群
枕など寝ている時の不良姿勢
枕が高い、長椅子で仮眠をとる、寝違えをおこす
ストレス
忙しい生活をおくる、親類の葬式、精神的重圧、突然首が回らなくなる、自律神経の乱れ胸鎖乳突筋、肩甲拳筋、斜角筋に筋緊張がおこり痛みが起きる(トリガーポイントが発生)
首に問題が起きると頭を支える筋肉が筋緊張を起こし肩甲骨周囲にまで痛みが生じやすくなます。
頚椎の椎間板障害などで背中・肩甲骨周囲・三角筋などに痛みが出る事もあり、首を動かすと痛みが誘発されます。
さらに神経に障害が及ぶと、肩、腕、ひじ、手など痛み、痺れが生じ首の可動により痛みの強弱が出ます。
神経の障害は、麻痺として現れることもあり、知覚麻痺、運動麻痺を認める場合には注意を要しより詳しい検査が必要です。
検査は、MRIなどがあり MRIは、骨以外も写り、神経、椎間板をみる事ができます。
運動麻痺が感じられた方は、整形外科か神経内科の受診を受けてから、当院での施術をおすすめします。
肩甲骨周囲の痛み、肩こり・施術内容 移動戻り